更新时间:11-07 (邻座的怪同学)提供原创文章
要旨:日本で「孝行」という道徳概念は中国の儒教が日本へ伝わって初めてできたものである。ただし、日本は中国文化を鵜呑みにしたのではなく、充分に消化して自国の特有な環境の中で発展してきたのである。
本論は今までの社会学や民俗学の成果を踏まえて、家族道徳としての孝行、社会道徳としての孝行――孝から忠への展開、孝行の役割と実行という三つの部分に分けて中日「孝行」意識上の文化的差異を系統的に分析した。その結果は家族道徳としての孝行の面には中国と日本はほとんど同じであるが、社会道徳としての孝行――忠の面には意識的な差異が大きく、特に忠孝関係における考え方が異なり、その原因は家族構造や社会構造などにあったである。また、孝行は家庭・社会安定の基礎、社会発展に欠かせない要素である。中日孝行を実行する面においてはお互いに勉強し合い、取捨選択する姿勢をとるべきであることを指摘した。
キーワード:孝行;忠義;差異;役割;実行
摘要:日本的“孝行”这一道德观念是从中国儒教传入后才开始有的。不过,日本并没有将中国文化囫囵吞枣般地全盘接受,而是通过充分地消化,并在本国特有环境下发展。
本文结合社会学、民俗学的迄今为止的相关研究成果,分为以下三个方面,系统地阐述中日在孝行意识上的文化差异情况。他们分别是:作为家庭道德的孝行、作为社会道德的孝行——由孝到忠的延伸、孝行的作用与实践。调查结果是中日孝道在家庭道德上的特征几乎一致,但在社会道德上的特征差异很大,特别是在忠孝关系的认识上更是截然不同。这其中的原因在于家庭结构和社会结构的不同。孝行还是家庭、社会安定的保障,是社会发展不可缺少的要素。在中日孝行的实践方面我们应该抱着取长补短的态度互相学习。
关键词:孝行;忠义;差异;作用;实践
「孝」という道徳概念は日本ではもともとなかったが、中国の儒教が日本へ伝わって初めてできたものである。確かに日本は中国の文化の影響を強く受けたものといわれる。ただし、日本は中国文化を鵜呑みにしたのではなく、充分に消化して自国の特有な環境の中で発展してきたのである。そのゆえ、同じアジア文化圏に属していながら、「孝行」について文化的差異があることに興味を持つようになり、卒論のテーマにした。
日本で単純に孝行についての先行研究は少ないが、中国人と日本人の国民性などについては、尚会鹏の『中国人与日本人』などの著作がある。それにしても、孝行を全面的に理解するのには不十分だと思う。本論では先行研究を踏まえながら、家族と社会背景の視点から、まず、孝行とはどんな道徳であろうかを述べる。次に、中日孝と忠の関係、中日孝行の現在の状況、さらに、その両者の相違点を明らかにする上で、日本と中国における孝行の社会的役割を述べ、最後に、今日の時世において、どんな孝行を進めるべきかを提案したい。