更新时间:10-22 (在职研究生)提供原创文章
要旨:周知のように、牡丹は中国の国花であり、桜は日本の国花である。
牡丹という花は、同じ木の花でも咲く時期は一緒ではないし、形や色が微妙に違う。同じ木の花でも巧みや美しさを競う。中国人は牡丹のように、個性が強く、独創的なことをするという意識が強い。
それに反して、日本人は桜そのものである。国民性といい、思考方法といい、まさに桜である。日本人は誰でも花を聞くと頭の中に桜が浮かべている。桜はパッと咲いてパッと散る、咲くときも一緒、散り方も美しい。一輪一輪の花はこれといった特徴はなく、目立たないが、樹全体、林全体の花となると圧倒されるような華麗さと迫力がある。日本人は協力のチームーワークを崇拝し、人と人の間に互いに援助し、互いに協力しあい、互いに団結している。ひとつの桜はきれいではない。ただし、一面の桜を一緒に集めてきれいになる。つまり、日本人は行動様式が集団主義で、規律を重んじ、集団からはみ出すことはしない。一人一人の個性はないが、集団では大きな力を発揮するというのである。
日本が戦後わずか二、三十年の間に、世界第二位の経済大国になった。その奇跡的な飛躍を成し遂げるのは日本人の集団意識にあったと思う。日本人のこの集団意識は日本の社会発展と歴史の過程に対しても巨大な影響を及ぼし、日本人のもっとも重要な民族意識の一つである。
中国と日本は一衣帯水の友好隣国であり、世界経済一体化にしたがって、中日両国は各分野においても協力しあっている。両国の経済発展と友好関係を促進するため、日本人の集団意識がわが国の社会主義建設を促進することに多少役立つかもしれないと思う。そのため、本文は次の通りに日本人の集団意識を検討してみようと思う。
キーワード:集団意識; 性格; 民族意識; 日本人
本文は四つの部分に分けて、日本人の性格をめぐって、日本人の集団意識の成立の要因、集団意識が日本人の性格への影響、集団意識の両面性、現代の日本人の集団意識の薄れなどの検討を通して、日本人の集団意識についていろいろ述べてみた。
いずれにしても、日本人の集団意識は日本人のもっとも重要な民族意識の一つである。積極的であろうと、消極的なであろうと、日本人の集団意識には参考になる値打ちがあると思う。国際文化が日ごとに頻繁になるに従って、積極的に優れた外来文化を取り入れるのは、わが国の経済の発展に大切な役割を果たすことができる。そのため、どのように日本人の集団意識の美点と欠点に対応するのは極めて重要である。
日本人の集団意識は今日まで依然として日本の経済と道徳などの分野でその積極的な作用を発揮している。私たちは積極的にその精華の部分を吸収して、不用の部分を排除し、つまり、長所を取り入れ短所を補うべきである。
日本人の集団意識はさまざまな要因と複雑に絡みあっていると言える。拙文はただこの問題にちょっと触れただけである。これからは、社会的、経済的、文化的から、日本人の集団意識について検討し続けようと思う。