更新时间:10-22 (在职研究生)提供原创文章
要旨:夏目漱石は日本の数少ない国民的作家の一人である。筆者は最も大衆に愛読され た『坊っちゃん』という作品を取り上げ、実証的な分析方法から、作品中の母親像、 教師像、親友像を考察しながら、作品と実生活との関係、漱石のまわりの実際の人 間像、および理想的な人間像・生き方について研究していきたい。漱石はどういう 創作動機から各種の人間像を設定したのか。これは作者自身の経験とまわりの人間 像と深く関わっていると思われる。論文全篇は作品中の人間像と作者の周りの人間 像とを引き合わせ、漱石と坊っちゃんとを対照しながら、漱石自身の人生に対する 態度と人間像を一層究明する。
漱石初期の中編小説『坊っちゃん』は、彼の作品の中でも、彼の心情をもっとも 率直に反映している作品と言ってよいであろう。初期の作品らしい、みずみずしさ を感じさせる。特に、これらが第一人称で書かれている点が、率直な心情投影とい った印象を与える。発表当時から文学評論家が注目している作品のユーモアと悲劇 性について、私はとりあえずここで論じないことにする。私は心より気になったの は作品中の坊っちゃんの母親と清、つまり小説中に描かれた母親像、四国の中学校 の教師像と坊っちゃんの親友像である。また、作品中のこれらの人間像から、漱石 の生い立ち、及びまわりの人たちの実際の人間像を探りたいと思う。たとえば、夏 目漱石とその母親との関係はどんな様子であるか。作者に敬愛された母親であるか、 または疎外された母親であるか。作品中の清という人物は作者の理想的な母親イメージであるか。また、教師としての漱石はどのような様子なのか。友達は漱石にと ってどのような存在であるか、これらの色々の問題点について、多くの評論家が論 じてきたのであるが、私は実証的な分析方法から、小説中の人物と作者自身の関係 を研究していきたいと思う。『坊っちゃん』という作品を取り上げ、先行研究に基 づき、作品中の人間像(母親像、教師像、親友像)を考察しながら、作品と実生活 との関係、漱石のまわりの実際の人間像、および理想的な人間像・生き方について 研究していきたい。
キーワード:夏目漱石 坊っちゃん 母親像 教師像 親友像
中文摘要:夏目漱石是日本屈指可数的国民作家之一。笔者选取其中最受大众喜爱的一部作 品《哥儿》,采用实证研究的方法,对作品中的母亲形象、教师形象、好友形象进行 分析研究,希望以此来探寻作品与现实生活的关系、漱石周围存在的真实人物形象、 以及他理想的生活方式。夏目漱石究竟是出于何种创作动机来设定小说中的人物形 象?笔者认为这与作者的自身经历以及周围亲友有很大关系。本文通过实证分析作品 中的人物形象与作者周围实际存在的人物形象、对比分析漱石与作品主人公“哥儿”, 进一步深入探究伟大作家夏目漱石的真实状态与人生态度。
夏目漱石初期的这篇中篇小说《哥儿》可以说是其作品当中最能直率地反映作者 自身心情的一部作品,给读者带来一种新鲜娇嫩的感受。尤其是用第一人称的笔调来 书写,让人感到这是作者直接的心情影射。迄今为止文学评论家们一直比较关注作品 的幽默性和悲剧性,在这里笔者暂且不论。本论中笔者关注的是作品中的三大类人物 形象:哥儿的母亲和女仆清,也就是小说中描写的母亲形象、四国中学的教师形象以 及哥儿的好友形象。笔者希望通过分析作品中的这些人物形象来探究夏目漱石的成长 经历、以及围绕在作者周围的各种人物形象。例如:作品中的这三大类人物整体形象 和和作者自身之间究竟有什么样的实际联系?夏目漱石和其母亲之间的关系如何? 是受到作者敬爱的母亲?还是受到作者疏远的母亲?作品中清这个人物形象是不是 作者理想中的母亲形象?作为一名教师的夏目漱石究竟是什么样子的?朋友对于漱 石来说是怎样的一种存在?有关以上这些问题点,迄今为止许多评论家都发表了各自 的看法,而笔者则希望从实证的分析方法出发来研究小说中的人物与作者自身的关 系。笔者选取《哥儿》这一初期作品,希望通过分析作品中的人物形象(母亲、教师、 好友),来探求作者自身人物形象和作者周围的人物形象的真实状态。
关键词:夏目漱石、哥儿、母亲形象、教师形象、好友形象