更新时间:04-08 (riku0803)提供原创文章
序論
E.O.ライシャワーは『ザ・ジャパニース』の中で、日本人と欧米人の一番顕著な違いを集団重視に見ている。(姜春枝編著『日本国概况』北京大学出版社2001年159ページ)確かに日本人の集団主義は過去、第二次世界大戦における玉砕や集団自決の悲劇、一億一心のスローガン、また今日、企業経営、サラリーマン社会などにおける集団の和の重視、果たしては学校の生徒の制服に至るまで、広く深く根が張っていたと言われている。しかし、経済が人をびっくりさせるようなスピードで発展している現代の国際化社会では、日本人の集団意識がやはり強く、変わっていないのか。
対照的に日本社会では、社員がしばしば残業など長時間の労働をし、あげくには「過労死」までして会社のため、自己と自己の家庭を犠牲にすることを嫌わないのは、会社がいつか必ず彼の献身に報いてくれるに違いないという信頼があるからで、終身雇用制はこのような会社と社員の相互信頼の上にはじめて成り立つのは言うまでもないことであった。30年前、組織科学学者Greet Hofstedeは、50個以上のIBM会社社員を対象として、仕事に対する態度や価値観などについて調査をし、世界中日本人の集団主義意識の強さを明確にした。
このように、人々は日本人の集団主義意識についてそれぞれの意見を持っており、また各意見の主張者はその結論の正しさを様々な形式や方法で確かめている。今までもどちらの言い方が説得力があるか明らかにしていないので、上の正反対の二つの結論は、日本語或いは日本文化を学んでいる外国人が日本国民の集団意識について正しく理解するのに障害になっている。人々は、日本人は一体集団主義意識が強いか、個人主義が強いかという問題が出ており、日本人に対してどのような態度を取るかを悩むようになってしまうのが普通である。日本人との付き合いは、日本語能力だけではうまくいけない。日本人の国民性を理解しなければ、日本の社会に溶け込むのは無理である。国民性の中で最も代表的な一つである日本人の集団主義を深く理解しないと、失礼なことを言う可能性もあり、正しくない態度で人を傷つけるかもしれない。